やまなし農業女子 キックオフ会

先日、「やまなし農業女子 キックオフ会」を開催しました。
実践の場を作りたい!というひと声から、では、具体的に何をメンバーで取組んでいくのか?をワイワイ話し合いました!
農林水産省、関東農政局、中北農務事務所、JA南アルプス市のご担当にもオブザーブいただき、活発な意見交換がされました。

まずは、私たちの目指すもの「農業女子プロジェクト」の地域版となることが共有されました。
全国版では主に民間企業と連携し、商品やサービスを作り出すことに軸を置いた活動がされていますが、この活動を通じて、社会課題でもある女性の活躍できる環境を創生し、女性の視点をとりいれることは、より良い社会を創っていくということをわかり易く見える形で示してします。

家族経営が多い日本の農業では、ほとんどの農家に女性農業者がいます。農業者人口の約半数が女性です。しかし、地域の意思決定の場に出てくるのは男性が多く、農業はまだまだ男社会なのが現実です。女性も自然と裏方に回り、控えめを演じていることもあります。
辛い農作業も黙々とこなし、家事も育児も笑ってこなす。ザ農家のお母さん!のイメージは一般的にも強いと思います。
こうして、女性は黙ってきた。その結果が、農業の発展を遅らせてきたとも考えられます。重いものは重いって言おうよ。辛いことは辛いって言おうよ。可愛いのが欲しいって言おうよ。そういうシンプルなことです。女性はわがままだとよく言いますが、わがまま大歓迎、言わなきゃ誰も気が付かないじゃないですか。
やまなし農業女子は、感じたことを感じたままに自由気ままに共有し、疑問や不安、怒りをポジティブな形で社会に提示し活動していこう!と、想いを改めて共有し、今後の活動を考えるワールドカフェを行いました。

やまなし農業女子の共通点は、この山梨という土地で、農業をしていることに魅力と誇りを持っていること!
山梨が好き、農業が大好き!なんです。

ワールドカフェのテーマは”楽しいことをしよう!”
ラウンド1”伝えたい人は誰?やまなし農業女子の魅力って何?”
ラウンド2”やまなし農業女子、3年後はどうなってる?”
ラウンド3”課題になること、壁になることは?”
まとめ”今年度何をやるか計画しよう”

やまなし農業女子、やまなしの農業のこれからを考える、濃密で有意義な時間となりました!!

マジメな会の後は、飲食をしながらの交流会を行いました。メンバーが作った生産物(今回は「ワイン」「カリフラワー」「ミニトマト」)をお料理教室の先生もしているメンバーが調理して、更なるディープな話が繰り広げられました。

開催場所は「yolo 宜 sawanobori」 地域で何かを「やってみたい」を応援する古民家スペースで、キックオフ会にピッタリでした!ワールドカフェ初体験のメンバーも古民家という心地よい空間で、リラックスして自由に意見を交換することができました♪
今後は定期的な意見交換&勉強会、SNSでの情報発信、イベント実施などなど、楽しく活動していきます!
皆さん、「やまなし農業女子」の活動を見かけたら、お声がけくださいね!